相談者の状況

70代男性。10年前に父から横浜市内の賃貸アパート(1棟・8室・当時築25年)を相続しました。
家賃収入はあるものの、老朽化による修繕費が増え始め、あまりリフォームにお金をかけていないので、空室がなかなか決まらない状況です。

顧問税理士からは「相続税評価の圧縮になるから手放さない方がいい」と言われ、一方で訪問してきた不動産会社は「今の市況なら高く売れる、早めに動くべき」と主張。それぞれが自分の立場から話すため、「誰も私の全体像を見てくれていない」と感じ、ご相談にいらっしゃいました。

どのように解決したか

「売る・残す」の判断をするために、まず比較できる状態を作りました。

保有し続けた場合:修繕費の見込み・空室リスク・将来の収支シミュレーション・次の相続時の税負担
売却した場合:現在の売却相場・譲渡税・手取り額・売却後の資産運用シナリオ

この試算を並べたところ、「10年後の手取りを比較すると売却の方が有利」という判断軸が明確になりました。
また、相続人(子ども2人)が老朽アパートの管理を引き継ぎたくないという意向も確認でき、「今のうちに売却して現金化する」という方針で全員が納得。売却・税務処理まで一貫してサポートしました。

こんな悩みも、あわせてご相談いただけます

  • 不動産と預金・株など、資産全体のバランスで相続を考えたい
  • 収益物件を子どもに引き継がせるべきか迷っている
  • 売却益の税金(譲渡所得税)をできるだけ抑えたい
  • 不動産会社に任せたら進め方が不透明で不安になった